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吉夢通信

吉夢通信

春待月によせて・・・・。

2012年12月27日
posted by 吉夢 女将

見上げると、澄み切った夜空に、満天の輝く星の綺麗な季節となりました。

今年は例年に無い寒波が、日本中・・・世界中を襲っております。

12月に入りまして、

毎日あわただしい日々を送っておりますが、

皆様、如何お過ごしでございましょうか。

 

先日も、娘に仕事が終わった頃を見計らって、

電話をしましたら、

周りがあまりにもうるさく、聞きましたら、

24日の振り替え休日、私の頭からすっかり抜けてまして、

社長も、小学生の頃、クリスマスを知らず、

翌日、クラスの先生が一人々に、

頂いたプレゼントを聞いたそうですが、

そういえば、昨夜一つ頂いた物といえばと、

「お饅頭!!」と答え、皆に爆笑されたと。

 

お歳暮、吉夢クリスマスも終わり、

年賀状が後少し、門松、しめ縄、お餅、お花屋さんに注文済ませ・・・・と、

この時期、メモに書き出し、終わったものから消して行き、

そうだあとはブログだ!と、只今向かっております。

 

11月でも、ふれさせていただきましたが、

最近つくづく感じますのは、

言葉の力でしょうか。

今、巷で話題になっている阿川佐和子さんの『聞く力』

聞くという行為は、

まるごとその方の言葉を、生き方を受け取めるということと、

私は解釈させていただきました。

ベストセラーになったということは、

今みなさんが、それを求め、必要としているという事でしょうか。

魅力のある方は、得てしてお話上手の方が多いとお見受けいたします。

 

その場を和ます言葉の力、

人を励まし、いたわる言葉の力・・・・。

人を絶望にも、苦悩にもおとしめる言葉も沢山ありますが、

せめて今を許されて、人として生かされているのなら、

やはり温かな、勇気をもたらす言葉を発して行きたいと、

強く感じる今日この頃でございます。

 

年の終わりに、今年もあふれる程の皆様から賜りました多くのご厚情に、

深く深く・・・・・御礼申し上げ、

そしてそしてどうぞ、身近にいらっしゃる大事な方々と、

暖かな言葉が行き交う、

良いお年をお迎えくださいますよう、

小湊の海よりお祈り申し上げます。

今日もお読みいただき、

只々深い感謝!!

 

魅力的な唇であるためには、美しい言葉を使いなさい。

愛らしい瞳であるためには、他人の美点を探しなさい。

スリムな体であるためには、飢えた人々と食べ物を分かち合いなさい。

豊かな髪であるためには、一日に一度子供の指で梳いてもらいなさい。

美しい身のこなしのためには、決してひとりで歩むことがないと知ることです。

物は壊れれば復元できませんが、

人は転べば立ち上がり、失敗すればやり直し、挫折すれば再起し、

間違えれば矯正し、

何度でも再出発することができます。

誰も決して見捨ててはいけません。

人生に迷い、助けて欲しいとき、

いつもあなたの手のちょっと先に、

助けてくれる手がさしのべられていることを、忘れないで下さい。

年をとると、人は自分にふたつの手があることに気づきます。

ひとつの手は、自分自身を助けるため、

もうひとつの手は他者を助けるために。

 

女性の美しさは、身にまとう服にあるのではなく、

その容姿でもなく、髪を梳くしぐさにあるのでもありません。

女性の美しさは、その人の瞳の奥にあるはずです。

そこは心の入り口であり、愛情のやどる場所でもあるからです。

女性の美しさは、その人の精神に反映されるものなのです。

それは心のこもった思いやりの気持であり、

時として見せる情熱であり、

その美しさは、年を追うごとに磨かれていくものなのです。

(詩人 サム・レヴェンソンが孫娘の誕生に贈った手紙より・・・。)

オードリー・ヘプバーンがとても好きだった詩であり、

亡くなる年の最後のクリスマス・イブに、

2人のご子息に最初の部分を読み聞かせたという詩です。

やはり、言葉には力が、命が宿っていると感じます☆