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吉夢通信

吉夢通信

早苗月によせて・・・。

2019年05月24日
posted by 吉夢 女将

若葉の薫る、爽やかな季節となりました。

ここ数日は、汗ばむくらいの暑さとなり、

もう単衣の着物で充分といったところで、

6月からは衣替えと共に、客室係の着物も新調いたしましたので、

出来上がりを、今から楽しみにしております。

 

10連休も、無事に終え、そのまま翌日から社員旅行で、

長崎ハウステンボス、博多へと行ってまいりました。

 

ハウステンボスも、10数年前に訪れた時より、園内が格段に明るく手入れされ、

野外ステージでは、コンサートが入れ替わり、立ち代わり行われ、

歩き疲れた私には、ちょうど良いリフレッシュタイムとなり、

生のコンサートは、また格別ですね。

夜遅くまで、若い子たちは、充分楽しめたようで、

翌日の博多の夜も、それぞれカラオケ、スーパー銭湯等と、

充実した夜となり、あともう1日欲しかった~!!なんて、

後ろ髪引かれる思いで、帰ってまいりました。

 

話が前後致しますが、

博多空港へ着く前に、ガイドさんが、

空港にある今人気の明太子屋さんを教えて下さり、

お店に入りましたら、お店の商品もさることながら、

私の目に一番に飛び込んで来たのは、『鯛を持った招福招き猫』

時間が無く、店員さんに細かな事を聞くことも出来ずに、

あたふたと飛行機に乗り込んでしまい、

帰ってから、ネットで色々と調べましたら、やっと見つかりました!!

博多人形の作家さんのお名前も分り、早速電話いたしましたら、

感じの良いご子息さんに代わり、

おそるおそる色々とお聞きし、注文させて頂く事になり、

納期は2ヶ月余りとの事でしたが、

先日ご連絡頂き、今月末には完成し、送って下さる手はずとなりました。

お越し下さった皆様にも、私どもから福が訪れますようにとの願いを込めて、

ロビーに置かせて頂こうと、今から楽しみにしております。

 

鯛は小湊では、大切な神様の御使い、

鯛塚と呼んでおります、鯛のお墓も、誕生寺の境内におまつりしてあるくらい、

小湊には妙の浦と並んで、鯛は神聖な使者となっております。

こんな出逢いもありますので、旅はいつ行っても、どこへ行っても、

また新たな出会いやご縁を下さり、思い出として残って行くものなのだと、

そんなお手伝いを、日々させて頂いているお宿業、

これからも、心してまいりますので、

何卒、ご贔屓くださいますよう、伏してお願い申し上げます。

日没も随分と遅くになりました、夕陽を眺めながらお湯に浸かり、

日々のお疲れ落としに、是非ともお越しくださいますよう、

スタッフと共に、お待ちいたしております。

令和の時代の幕開けの月に、

今日も生かされ、許され大きな感謝!!

 

今が見頃と白いくちなしの花に、毎日癒されております。

次々に蕾から白い花がうまれ、甘さの混じったその香りに、

疲れもどこかへ飛んでいきます。

 

若い頃、鉢植えなどには、興味もございませんでしたが、

年のせいですね、今はせっせと、水やりや肥料を与えて、

生き抜きを兼ねて、楽しませて貰っています。

5月は、社長の誕生月、

姉やS・Hさんから、毎年バースデーケーキを頂き、有り難い!の一言。

今年はメンタルの達人!!笑わせて下さいます。

いつもお店の方に笑われると、姉が渡しながら話してくれました。

 

我が家の百合も随分と背が高くなり、開花が待たれます。

6月には、恒例になりました、清澄のお山の「清澄ユリの里」鑑賞会、

咲き誇った百合の美しさ、見事さもさることながら、

地域の方々の土の耕しからの、ご苦労が垣間見られます。

こちらにお越しの際は、皆さまも是非お立ち寄りくださいませ。