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吉夢通信

吉夢通信一覧 女将

文月によせて・・・。

2021年07月29日
posted by 吉夢 女将

熱海市で発生した土石流で被災された皆様、ならびにご家族の皆様へ、

心よりお見舞い申し上げます。

 

青い空、白い雲、いよいよ夏シーズン到来!!

館内も、すっかり夏季体制となり、

スタッフ一同、汗を拭き々、マスクでの2度目の夏を過ごしております。

 

東京オリンピックは、当初開催も危ぶまれておりましたが、無事に始まり、

これから数々のドラマが、私達の目を、テレビに釘付けにする事と、

期待感に、胸躍らせております。

コロナの事、ワクチン接種の事等、色々とございますが、

今はその様な中、4年に一度の祭典に向け、

頑張っていらした各国の選手に、惜しみない声援とエールを、

送りたいと存じます。

 

数年前、NHKの大河ドラマで、薩摩藩から徳川将軍家に越し入れした、

「篤姫」というドラマをご記憶でしょうか。

その中で、篤姫が母親からの教えとして、どんな時も常に心にとめていた、

「一方聞いて沙汰するな」という言葉を、私もそれから、

上に立つ、自身の心構えとして、大事にとどめております。

毎日あれこれと起こる事柄の、波に呑み込まれそうになる時も、

多々ございますが、先代が、

「人は、一度つばを呑み込んでから、言葉を発しても遅くない。」と言われたと、

義母が良く言ってらしたのを、思い返しまして、

両者の話を充分聞き、熟慮してから、物を言っても遅い事はないと、

私も最近、つくづく思うところでございます。

また、「去る者は追わず、来るものは拒まず。」と、言ってらしたと。

きっと、今の私共と同じように、日々、様々な事柄や人の悩みで、

寝られない思いも、この手に余るほど、されて来たのだろうと、

先人のご苦労が、強く偲ばれるお盆月です。

 

海岸には、色とりどりの明るいパラソルが並び、

道路にも、大きな歓声が聞こえてまいります。

いつも静かな漁師町にも、沢山の人が見えて、夏のひととき、華やぎをみせます。

 

館内では毎年恒例となりました、お子様広場も始まり、

勿論、大人の方も、大歓迎!射的等、如何でしょうか?

8月になりますと、連夜の花火も上がります。

コロナよ飛んで行けー!とばかりに、夜の空に大輪の花々が、咲き揃います。

海は数々の人の思いをのみ込み、そして波が流し、時代は確実に移ってまいります。

今日も、大自然の営みに生かされ、そして許され大きな感謝!!

  

「置かれた場所で咲きなさい」とは、シスター渡辺和子女史の書。

私も、ご縁あって置かれたこの宿業で、私なりの花を咲かせて行きたいと、

門松を何十回も、くぐってまいりましたが、未だ、心は奮闘の毎日。

 

2週間前に傷めた腰が、やっと良くなって来たと思っていた矢先、

忙しさに取り紛れて、数日前に再度の、一撃をくらいまして、ノック・ダウン!!

日頃当たり前に、サッサと出来た事の、何と有難い事。

廃棄寸前の機械のように、ガチャンガチャンと、やっと動いております。

 

『人 見るもよし 人 見ざるもよし 我は咲くなり』

皆様も、酷暑に向かい、水分補給を忘れずに、御身おいとい、

お過ごし下さいます様、遥か小湊よりお祈り申し上げます。

水無月によせて・・・。

2021年06月25日
posted by 吉夢 女将

ねえ ママ かみさまは パンダを つくったときに

「こんなにかわいくできちゃった!」っておもっただろうね

( 読売新聞 こどもの詩より・・。幼稚園児のお話 )

思わずニコリ!!思わず、一人うんうん!と。

連日のコロナ報道に、気持ちまで、暗くなってしまう中での、

上野動物園の双子パンダの誕生。

ほっこり癒しニュースに、救われた思いの方、

私を含め、沢山居られたのではないでしょうか。

 

先日、コロナワクチン2回目接種を無事に終えまして、

1回目の接種は、打った部位の筋肉痛のようなものがあるだけで、他には全く無し。

2回目は、ドキドキで向かえまして、

接種当日は、寝る頃に、打った部位の痛みが出始め、

翌日、お昼前から、倦怠感と徐々に熱が上がってまいりましたが、

頭痛は全く無し、食欲も変わらず、熱も37度6分から徐々に下がり、

翌日には、すっかり元に戻り、打った所も気にならなくなりました。

以前から教えて頂いていた、水分補給をしっかり意識して、

ポカリやアクエリアスを、普段より多く接種前後にとりました。

そう言えば、以前入院手術の折も、

補水液2本取るように言われましたが、

水分は身体に一番、大切なものですよね。

また筋肉に作用するアミノバイタルを、社長が薬局で購入し、

頂いたのも良かったかなーと、思っております。

先日、小湊旅館組合では有難い事に、鴨川ホテル三日月さんから、お声を掛けて頂きまして、

社員さんと同居のご家族、希望する方全員(64才以下18才以上)が、

7月始めには、集団職域接種が受けられる運びとなりました。

 

各地で開催中止が報じられております花火大会、

こちら小湊では、8月1日から20日まで、毎年恒例となり、好評の連夜の花火が、

今年も、当館目の前の防波堤から打ち上げられる事が、決定致しました。

15分間の短い時間ですが、見応え充分の真夏の夜空の音と光のショー!

どなたでもきっと、ご満足頂けるものと、今から予告、ご案内申し上げます。

 

いつの日か、マスクを外し、安心して語り合い、

楽しい話には、大きな口を空けて笑える日が、

一日も早くにやってまいりますようにと、願ってやみません。

雨に濡れた紫陽花を始め、色とりどりの花の美しい季節、

神様も、パンダさん同様、ご自分で作られた花に、「こんなにきれいにできちゃった!」と、

きっとご満悦だった事と存じます。

 

神仏を崇(とうと)びて神仏に頼らずとは、剣豪宮本武蔵の五輪の書。

つい困った時の神頼みを決め込む我が身、

私もそう有りたいものと、祈る今日この頃。今日も生かされ許され、大きな感謝!!

社長と所用で東京へ行き、

夕方、お互い時間が空きまして、初めての歌舞伎座鑑賞へ、

小湊ゆかりの日蓮聖人、「日蓮 愛を知るひと」見逃す手はありません。

今年、降誕800年を記念しての、演目。

これも御縁と、ソーシャルディスタンスの客席一席空けに座り、

力の入った演技に感動し、1時間があっという間の贅沢な時間でございました。

 

お嫁さんの書類手続きに、姉とおばさん2人も便乗し、館山までお出掛け。

日蓮宗 日運寺の別名紫陽花寺へ初めて参りましたが、

境内にはいくつもの種類の紫陽花の山、

今が一番の見頃ですよ!と、ご親切なボランティアガイドさんが、

すれ違いざまに教えて下さり、仰る通り何処も見頃の美しい紫陽花に出会えました。

女三人寄れば・・・ですが、お嫁さんの車に揺られ、

楽しい時間を過ごした一日でした。

  

 

帰りには、定番お勧めの中村屋のパン、これは館山に寄ったら、

そのまま素通り出来ません。

先代が、館山に出掛けた折には必ず買って帰ったというパン、

会長も、そんな思い出も含めてお好きでした。

会社の何かの行事の折には、今でも必ずお願いしており、

味よし!の美味しいパンばかりで、迷います。

そうそうお値段以上・・・♪♪どこかで聞きましたね?失礼致しました。

早苗月によせて・・・。

2021年05月27日
posted by 吉夢 女将

ここ数日は、変わりやすいお天気に、

空を見上げながら、洗濯物を入れたり出したり、

最近は、洗濯から乾燥まで自動洗濯機がやってくれると、娘が教えてくれましたが、

年寄りの私は、やっぱり外に出して、お天道様の日に干すのが良いですね。 

  

こちらでも65才以上の、コロナワクチン接種の通知がまいりまして、

6月には、接種出来る事になりました。

待ちに待ったワクチン接種、2回目の副作用がきつい等と言われてますが、

結果オーライ!で、臨みたいと思います。

  

今月は、長女の誕生日から始まり、

社長、三女の誕生日と、6名のうちの3名と言う事で、

その合間に、母の日、私共の結婚記念日、もう居ないのですが、

ファミリーで初めて迎えた最初で最後の愛犬ラッキー!!の誕生日も含めると、

我が家にとりまして、おめでた尽くしの??5月なのです。

 

連休明けには、

営業部長や息子を中心に、吉夢ホームページの新たな作成で、

私もしわ、しみだらけの、手のみの出演でしたが、

なぜかこの日は、写りもしないお化粧にも気合いがはいりまして、

あとで考えましたら、その様な時間があれば、

花嫁さんのように、手を白くカバーしたほうが良かった等と、思いましたが、後の祭り・・・、

願わくばカメラマンさん、「これは出せません!」と、編集して下さっていると良いのですが。

5月もその様な具合で、公も私も慌ただしく過ぎまして、

会長の七回忌法要も、極々身内でのご供養を誕生寺さんで行い、

やっぱり晴れ女だった方、最近の変わり易いお天気もなんのその、

お墓のご供養まで、傘いらずで済ませられました。

会長であった母の事は、吉夢通信でも何度も触れましたが、

今もってしても、いえいえ私も年を重ねたお陰で、

母の偉大さ、懐の深さ、半生を旅館の為に、女手ひとつで捧げ尽くした一生に、

心からの敬意をはらいたいと存じます。

 

5月の爽やかな風が、身体を通り抜け、時折マスクを外して大きく深呼吸、

どうか世界中の隅々まで、この爽やかな風と共に、

神仏の光が行き渡りますようにと祈りつつ、今日も生かされ、許され大きな感謝!!

    

1980年の5月、東京の高円寺より26歳で嫁ぎまして、はや41年、

生家での生活より長い時間を、小湊で過ごしてまいりました。

4人の子供を育てながら、何しろ夢中で毎日暮らしており,

社長も、あの頃は専務として、隔週にお客様獲得に、

静岡、神奈川、長野と1週間の車でのセールス。

年に2回の会長を乗せての、東北セールス。

人手不足でしたので、戻ってくればホテルでの業務が待っており、

年中無休で働きまして、何しろお互いギリギリの処で、切磋琢磨。

それでも今思い返せば、私もまだまだ至らないだらけで、

反省と自己嫌悪は、今も心の隅でくすぶっておりました。

読売新聞の人生案内、随分前から読んでおりますが、

先日、回答者の最相葉月さんの、一文に救われた思いが致しました。

以下ご照覧あれ!

・・・・私も年を重ねるうちに、自分に降りかかったつらさのほとんどは、

自分の愚かさに起因するのだと思うようになりました。

人生は誰も彼も『私ってばかよねえ』とつぶやくようなことを繰り返しながら、

自分で自分を支えて生きていくのです。

大丈夫。時があなたを必ず癒してくれますよ。

           

最相 葉月女史の名回答は、

皆さん周知の事で、書籍も出ていると知りました。

言葉で人は元気も出、癒され、また深く傷つくもの。

私も強く肝に銘じてまいります。

卯月によせて・・・。

2021年04月23日
posted by 吉夢 女将

青葉、若葉の萌えいずる季節となり、

あちらの山、こちらの山にも、とりどりの色が戻ってまいりまいした。

相変わらず、コロナは新型と姿、形を変え猛威を振るって、

旅館業を営むものにも、飲食店同様、大きな影響を及ぼしております。

 

その中で、長くお世話になっている業者さんの、頑張りのお陰様で、

ロビーの絨毯の張替え、朝食バイキング場のタイル張替えと、

短期間でのリニューアル工事も、無事に終える事が出来まして、

すっきり、さっぱりしたロビーで、コロナ疲れで疲弊なさっておいでの、

お客様をお迎え出来ます事は、

宿業に生きるものとして、格別の思いでございます。

 

今月も様々な事があり、心の萎える日も、多々ございましたが、

ここで、立ち止まってなどいられません、

一歩、一歩、明るい気持ちで前へと、歩みを進めてまいらねばなりません。

先月もお伝えした息子夫婦のお陰で、私も肩の力が、少し抜けた気がしております。

大学卒業後の、大阪での社会人生活や、昨年来の北海道での、研修のお陰さまで、

正しく「男子、三日会わざれば括目して見よ」という慣用句にございますように、

若い者の力、可能性の奥深さを、日々感じております。

帰りまして最初に手掛けた、朝食バイキング場のメニューも、

総支配人や総料理長と相談し、メニューも増えまして、

スムージーも三種類、生クリーム入りのフルーツサンドや、

デザートも好評の自家製プリンに寒天ゼリーも加わり、

早々からお客様より高評価を頂きまして、

お泊り頂いたお子様からお年を召した方にも、夜に引き続き、

朝からワクワクするようなメニューを、ドンドンご提供出来ましたらと、

それを第一に念頭に置きまして、何事も良きものへ、これからも変えて行きたいと、願っております。

 

残れるものは、強いものでも、賢いものでもなく、

変化に対応できるものと・・・。

コロナ禍の中、今まで常識と捉えられていた生活様式が、根底から覆されている昨今、

どの様な変化をも、受け入れ順応出来るものが、生き残っていかれると・・・。

いつも、その言葉を立ち止まった折に、考えております。

 

今の様な難しいと思える局面でも、否、その様な時だからこそ、

差し出される温かい手がある事を、只々感謝しつつ、

心持ちも真っ直ぐに、過ごして行けたらと祈るこの頃、

抜けるような青い空、龍の舞いを思わせる白い雲、

大自然の呼吸に耳を澄ませ、今日も生かされ、許され深い感謝!!

 

ここの所、ちょっと動くと汗ばむほどの好天気に恵まれ、

空も海も、にくいほどの青さが続いております。

 

この爽やかな季節に、もう一度釣りもしたかっただろうと・・・、

もうそれも叶わなくなった、若すぎる社員さんとの別れ。

大好きだった海を、愛してやまない二人のお子さんの名前にも、

必ず一文字入れるほどだったのに・・・。

奥さまとの、待ちに待った結婚披露宴を2週間後に控えて、

待ちきれずにあなたは、私達の前から、突然いなくなってしまい、

社長も、数年前より延期になっていた披露宴の、来賓挨拶が出来なくなり、

そんな文句の一言も、とうとう面と向かって、言えなくなってしまうくらい、

一人で遠くへ旅立ってしまいました。

黒い縁取りの、笑顔の遺影を指さして、「パパ!パパ!」と、

無邪気に叫んだ声は、あなたにも、間違えずに届いたでしょうか。

弥生月によせて・・・。

2021年03月27日
posted by 吉夢 女将

我が家では、桃の花、梅の花、桜の花が、一斉に咲き揃い、

小湊では、この時期恒例のひじき狩りも行われ、

里海里山に、春はいっぺんに、やってまいりました。

 

 

このような時期ですが、お陰様で、

4月1日、新たな社員さんを迎え、入社式を執り行います。

  

また、その日に、息子のお嫁さんの、若女将修行も始まります。

初めての業種、初めての接客業、何もかもが初めて尽くしで、

始めは戸惑う事ばかりでしょうが、

「何でもやります!!何でも教えて下さい!!」と、やる気充分、

「有り難いな~!」と、人生のリレーのバトンを渡す相手が、

「貴女で良かった!貴女にめぐり会えて良かった。」と、

初めて大阪で、息子から紹介を受けた時、

不思議と何の違和感も持たず、娘同様に思え、話せた事が忘れられません。

お顔合わせの折、「愛情だけは、たっぷりと育てました。」とお母様。

それが一番、それが何より大切な事だと、只々深くうなずきました。

これから、色々な意味でスタートという方、沢山おられる事と存じます。

私も鬼姑スタート!・・・?

いえいえ、4人タッグを組んで、コロナ対策や、

これから起きる様々な困難にも、立ち向かってまいれます。

今まで長く、社長と二人三脚でしたが、

一気に最強の2人が加わり、4人となりまして、

更にパワーアップして、お客様に、社員さんに心を配り、地域に貢献し、

宿業に専念してまいります。

 

『散る桜 残る桜も 散る桜』とは、良寛和尚の辞世の句、

私も年を重ね、あちこちにガタが来ておりますが、

頂いた今日一日を、真摯に、精一杯生きてまいりたいと願うこの頃、

今日も、大自然の懐で、生かされ、許され大きな感謝!!

 

『明日ありと思う心のあだ桜 夜半に嵐の吹かぬものかは』 親鸞聖人

私達は、とかく「これは、明日にしよう」「明日でいい」と、先送りしてしまって、

機を逃してしまう事が、多々ございます。

 

「明日」は「いつか」になり、「いつか」は「永遠に」と・・ならないとも限りません、

思い立ったが吉日との諺もございます。

社長も良く、気になったことは、スルーしない、

何かのシグナルの事が多いからと、良く言ってます。

お客様の命を預かる宿業は、常にこの感とも言えるアンテナを張り巡らし、

良いことも悪いことも、その日のうちに、処理する事を忘れない、

その目が、アンテナが増えたことは、本当に頼もしいと思えます。

『明日死ぬと思って生きなさい。永遠に生きると思って学びなさい』とは、

マハトマ・ガンディーの金言。

花は散りますが、その根が確かならば、

やがて新しい花は、また実をつけ、新しい花は咲くのですから・・・。