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吉夢通信

吉夢通信一覧 女将

文月によせて・・・。

2019年07月23日
posted by 吉夢 女将

皆さま、暑中お見舞い申し上げます。

お子様方が待ちに待った、夏休みに入りましたが、

スカンとすっきりした空模様は、今しばらくお預けでしょうか。

 

7月初め、前月でも触れましたが、花の東京(随分と古い言い方)へまいりまして、

いつもながら気が付きましたのは、コンビニで働く方の大半が、外国の方、

ちっとも珍しい事では、無くなりましたね。

ちゃんと日本語で応対していらっしゃるし、不都合全く感じさせません。

薬局入りますと、中国のお客さまに対応なさって、働く方も、中国人の方の多い事、

そういえば、大阪に行った折の戎橋商店街通りも、

3軒歩けば、1軒の割合で薬局があり、

こちらはへたをすれば、店員さん皆中国人で、

需要があるから、営業出来ているのでしょうが、

お店の多さに本当にびっくりで、そんな事で驚いていた私の脇を、

顔のパックや化粧品、薬を詰めた、大きな透明の袋を持った中国の方が、

ゾロゾロ歩いてらして、日本もドンドン変わってまいります。

 

女将サミットでは今回も、『働き方改革』の分科会を選択し、

一番受講される方も多く、どちらのホテル旅館さんも、

悩みは大なり小なり同じで、人手の確保に尽き、

旅館業も、正社員、パートタイマーが対象となる、

法改正後の、有給休暇の取得義務化に押され、

益々、外国人労働者の方の力を、お借りしないと、

お商売が立ち行かなくなる事と存じます。

それに伴い、その人財を育て、教育させませんと、

宝の持ち腐れとなり、100%生きて、使ってこそと、

受け入れる私どもも、より以上の学び研鑚を積み重ね、

若い彼らの成長を、促す働き方が提案出来ますよう、

これからも、上に立つ者として、

お客さまは元より、日々働くスタッフさんファーストを目指し、

これからも、心がけてやって行きたいと存じます。

 

今年も、毎年好評の、恒例お子さま広場がオープン致しました。

8月に入りますと、目の前の防波堤から打ち上げられる、連夜の花火、

10日には誕生寺のお山の灯篭流し、

檀家さんのお題目に合わせたお太鼓の音と共に、

幽玄な灯りが波間を漂います。

今年も思い出いっぱいお持ち帰り頂けるようスタッフ一同、

笑顔いっぱいで、お接待にあたらせて頂きます。

夏の小湊へどうぞ皆様、お越しくださいませ!!

暑い日差しも、自然の恵み、今日も生かされ大きな感謝!!

  

「人にものを教えることはできない。

自ら気づく手助けができるだけだ」

           物理学者ガリレオ・ガリレイ

この人にしっかり覚えて貰い、学んで頂いて、

お接待にあたって頂きたい。

直接お客様に接しなくても、吉夢の一員として、

会社を共に、盛り立てて頂きたい!と、

思いは溢れる程にございますが、

私は、まだまだ指導力、上に立ってという・・そこに、

至っておらず、日々格闘の毎日です。

ある教育者の方が、「教育の真諦は自己を育てるにある」

「自己を教育するは、他を教育する再捷径(近道)である」・・と。

教えるより先に自分を磨くこと、

それが人を育てる最短の道であると言われています。

義母である会長は、うしろ姿で、また、日々の会話の中で、

物の真意を汲み取るよう、私を導いてくださいました。

それはいつの日か、阿吽の呼吸のようになり、厳しい言葉も頂きましたが、

今では良い思い出としか浮かんでまいりません。

何かとことん困った!と思える時も、目には見えない何かに・・、

うしろで支える何か大きな御手のあることを・・、いつも感じて歩んでまいりました。

なので、悩んで悩んで、

その先にある覚悟のようなものが、ほんの少しでも私に芽生えますと、

すーっと悩みが、雲散霧消し、なにか縛りのようなとらわれが、

無くなっていくのを、何度も経験いたしました。

まだまだ魂の成長過程は半人前、11月には来日するでしょう外国の方々に、

まず自己を磨き、彼女たちと共に成長していけましたらと、

願い祈る七月のこの頃でございます。

 

水無月によせて・・・。

2019年06月25日
posted by 吉夢 女将

今年も巡って、紫陽花の美しい季節となりました。

東京からの帰り、君津を抜け、房総スカイラインに入りますと、

両脇には、今を見ごろに青紫やピンクの紫陽花が、

花のトンネルのように連なり、咲いている姿が見られます。

  

5月の10連休からぱったりと止まっていたお客様が、

ここのところ、やっと動きだしたと思えるようになり、

ほんの少しですが、息をついております。

バスのお客様がお着きになりますと、

ロビーでお迎えし、係りのお姉さん方はお部屋の方へ

ご挨拶と館内のご説明とに上がり、

私は、夜お部屋に灯かりがともる頃、ご宴会場にご挨拶へと上がらせて頂きます。

それが、困った事に、今もって慣れないのでございます。

毎日、毎日やらせて頂いても、気の利いた言葉のひとつも話せず、

ど緊張のまま上がらせて頂き、時には声もうわずり、

顔も硬直し、何度やらせて頂いても、未だに慣れる事が無く、

こればかりは性分と、今でも「よっし!」と気合いを入れて、

上がらせて頂いております。

ザワザワなさっているご宴会場ですと、「入ってまずかったかな~!!」

「はずしちゃったな~!」なんて、反省し、

逆にシーンとされては、なお緊張が増しと、

このような自分と何十年と向き合いながら、なんとか1日1日を過ごしている状態で、

その様な私ですが、至らなくても、年はとっても、

「初心忘るるべからず」いつも心だけは、新米女将のままで、

やはり女将ご挨拶を・・と、言って頂けるうちは、

うまずたゆまず、やり続けていきたいと思うこの頃です。

 

そんないつまでも頼りない私ですが、

今年も全国女将サミットが、今年は新宿京王プラザホテルで、

7月1日に、開催されます。

今回は30回記念大会となり、実行委員長は、和倉温泉、加賀屋の小田真弓女将、

私は昨年に引き続き、分科会は『働き方改革』を選ばせて頂きました。

30年前の1991年、第2回大会でのテーマは、

「おもてなしのこころ」と「人づくり」とありましたが、

人づくりよりむしろ、「人集め」に議論が集中したとありまして、

その頃から人手不足が、大きな問題となっていた事、

現在、他の事でも、これで良いのかと一人葛藤する事が多々ある中、

よそ様の女将の、なさりようを学びたいとの思いで、

イキイキ女将、クリエイティブ女将が、

一同に集まる場で息遣いを間近で感じ、

駄目々女将が、ひとつでもふたつでも、ホテルの向上につながるものを、

お土産に持ち帰りたいと、今から意欲だけは充分に、

出掛けてまいりたいと思っております。

 

6月から、客室係の方達には、夏の着物を新調させて頂きましたが、

先日も、ロビーで団体のお客様お迎えに揃いましたら、

夏らしく涼しげで、この色にして良かったと、一人悦に入っています。

  

来週には7月に突入となり、梅雨が明けますと、暑い夏の到来!

日の入りも、随分と遅くなり、沈む夕陽を眺めながら、

ゆっくりお湯に浸かるのも良い季節でございます。

梅雨もまた良し!と、どうぞ房総へお出掛け下さい。

  

雨に濡れた紫陽花もまた趣きがあり、

誕生寺さんへの散策など、いかがでしょうか。

今日も、大自然に生かされ、許され大きな感謝!!

 

地震大国日本、各地で揺れております。

「今朝のテレビで、『房総沖も危ない!』だなんて、

軽口の解説者が、夏を迎える、こちらの気も知らないで!!」と、

社長プンプン怒っておりました。

  

今、テレビ、ネットと、私たちの周りには、

事の如何を問わず、沢山の情報があふれかえっている状況で、

先日、JTBさん主催のクレーム講習会を、吉夢を使って頂き開催いたしました。

雨の中、沢山の旅館さんがお越し下さり、

現在人手不足問題と併せて、どちらのホテル・旅館さんでも、

クレーム処理が、大きな問題となっております事が、

皆さんの真剣なまなざしから、読み取れました。

昨日よりも今日、今日よりも明日と、

各施設さんが、共に良くなって行く事が、

地域の活性化、底上げにも繋がり、

来年も、また今回のように同じ問題にせよ、違う事柄にせよ、

皆で問題を共有出来ましたら、これに勝るものは無いと存じます。

早苗月によせて・・・。

2019年05月24日
posted by 吉夢 女将

若葉の薫る、爽やかな季節となりました。

ここ数日は、汗ばむくらいの暑さとなり、

もう単衣の着物で充分といったところで、

6月からは衣替えと共に、客室係の着物も新調いたしましたので、

出来上がりを、今から楽しみにしております。

 

10連休も、無事に終え、そのまま翌日から社員旅行で、

長崎ハウステンボス、博多へと行ってまいりました。

 

ハウステンボスも、10数年前に訪れた時より、園内が格段に明るく手入れされ、

野外ステージでは、コンサートが入れ替わり、立ち代わり行われ、

歩き疲れた私には、ちょうど良いリフレッシュタイムとなり、

生のコンサートは、また格別ですね。

夜遅くまで、若い子たちは、充分楽しめたようで、

翌日の博多の夜も、それぞれカラオケ、スーパー銭湯等と、

充実した夜となり、あともう1日欲しかった~!!なんて、

後ろ髪引かれる思いで、帰ってまいりました。

 

話が前後致しますが、

博多空港へ着く前に、ガイドさんが、

空港にある今人気の明太子屋さんを教えて下さり、

お店に入りましたら、お店の商品もさることながら、

私の目に一番に飛び込んで来たのは、『鯛を持った招福招き猫』

時間が無く、店員さんに細かな事を聞くことも出来ずに、

あたふたと飛行機に乗り込んでしまい、

帰ってから、ネットで色々と調べましたら、やっと見つかりました!!

博多人形の作家さんのお名前も分り、早速電話いたしましたら、

感じの良いご子息さんに代わり、

おそるおそる色々とお聞きし、注文させて頂く事になり、

納期は2ヶ月余りとの事でしたが、

先日ご連絡頂き、今月末には完成し、送って下さる手はずとなりました。

お越し下さった皆様にも、私どもから福が訪れますようにとの願いを込めて、

ロビーに置かせて頂こうと、今から楽しみにしております。

 

鯛は小湊では、大切な神様の御使い、

鯛塚と呼んでおります、鯛のお墓も、誕生寺の境内におまつりしてあるくらい、

小湊には妙の浦と並んで、鯛は神聖な使者となっております。

こんな出逢いもありますので、旅はいつ行っても、どこへ行っても、

また新たな出会いやご縁を下さり、思い出として残って行くものなのだと、

そんなお手伝いを、日々させて頂いているお宿業、

これからも、心してまいりますので、

何卒、ご贔屓くださいますよう、伏してお願い申し上げます。

日没も随分と遅くになりました、夕陽を眺めながらお湯に浸かり、

日々のお疲れ落としに、是非ともお越しくださいますよう、

スタッフと共に、お待ちいたしております。

令和の時代の幕開けの月に、

今日も生かされ、許され大きな感謝!!

 

今が見頃と白いくちなしの花に、毎日癒されております。

次々に蕾から白い花がうまれ、甘さの混じったその香りに、

疲れもどこかへ飛んでいきます。

 

若い頃、鉢植えなどには、興味もございませんでしたが、

年のせいですね、今はせっせと、水やりや肥料を与えて、

生き抜きを兼ねて、楽しませて貰っています。

5月は、社長の誕生月、

姉やS・Hさんから、毎年バースデーケーキを頂き、有り難い!の一言。

今年はメンタルの達人!!笑わせて下さいます。

いつもお店の方に笑われると、姉が渡しながら話してくれました。

 

我が家の百合も随分と背が高くなり、開花が待たれます。

6月には、恒例になりました、清澄のお山の「清澄ユリの里」鑑賞会、

咲き誇った百合の美しさ、見事さもさることながら、

地域の方々の土の耕しからの、ご苦労が垣間見られます。

こちらにお越しの際は、皆さまも是非お立ち寄りくださいませ。

花見月によせて・・・。

2019年04月20日
posted by 吉夢 女将

とうとう平成の世も、あとわずかとなり、

新しい元号 『令和』 良い響きですね。

 

またまた最初はお二方の事になりますが、

天皇皇后両陛下はここに来て、益々お忙しいご様子、

最後のさいごまで、私共国民にご誠実でいらっしゃいます。

天皇陛下は、

「私は、あなたと結婚できて、本当に幸せだった」と、

最近、皇后さまによく話されると。

「あなたもそうだといいんだけど」と、おっしゃられる・・とか。

仲睦まじいお姿を、マスコミを通じて何度となく拝見させて頂き、

お互いに、差し上げるとしたら、努力賞、感謝状と、

ユーモアを交えながらお話なさるお姿に、

見ているだけで、私共は、どんなに幸せを頂けた事でしょう。

あのようなご夫婦には、中々なれるものではございません。

先日、「私には何をいただけますか?」と、

社長に聞きましたら、『 忍耐賞 』を下さるそうで、

私は、社長に差し上げるとしたら、『 暴れん坊大賞!!』と、即座に答え、

車の中で、二人で声を上げて笑いました。

知り合って50年、色々な事が沢山ありましたが、人生本当にあっという間です。

 

今月は、初めての10連休を控え、

来週初め全館休業を使い、施設のメンテナンス等々、

また敷布団、掛け布団を新しく致しましたので、入れ替え作業を行います。

先ずは、お客さまの寝心地を一番に、試行錯誤の数か月、

そして働く方の、作業のし易さ、

皆で何度も々、検討を重ね、私も着物のまま、

まるでトドが横になっているかのように、ゴロンと横になったり、

その様な中、やっと商品が形となり、

業者さんには、随分と右往左往させてしまいましたが、

皆さん気持ちよく、こちらの希望を受け入れて下さり、今日に至れました。

 

旅館業は自転車操業と、先代が話していた事、

折にふれ、お伝えしてまいりましたが、

このお宿業、襖を張り替えると、畳の入れ替え、そちらが済むと、他の所がと、

また塩害もあり、他の地域に比べますと、機器や車も余りもたず、

いつもながらの口癖となりますが、お商売はいつも崖っぷちと、思い知らされます。

    

しかし、この世の中にある、どんなお仕事をとりましても、

それぞれの方が、皆大変な思いをされて、

人知れず、みず鳥の水掻きのように、バタバタと身体はもとより、心を揺らしながら、

時には、我が身と問答しながら、

働いていることも忘れてはならないと、考えております。

目まぐるしく忙しいそのような世の中だからこそ、

私共のこのお商売が必要とされ、その存在価値があるというものです。

そして4月より、今までご要望の多かった全室を禁煙とさせて頂きました。

お吸いになられる方は、1階・2階・3階・別亭1階の喫煙室のご利用を、

何卒ご協力の程お願い申し上げます。

 

東大名誉教授の上野千鶴子さんの祝辞が、話題に上がっております。

「・・・・あなたたちのがんばりを、どうぞ自分が勝ち抜くためだけに使わないでください。

恵まれた環境と恵まれた能力とを、恵まれないひとびとを貶めるためにではなく、

そういうひとびとを助ける為に使ってください・・・・。」と言われ、

美智子妃殿下や、渡辺和子女史、緒方貞子さん等に、

大きな影響を与えた、聖心女子大初代学長のマザーブリットも、

「恵まれた環境の貴女達は、社会にそれを還元して行きなさい!」と、学生達に話されたとか。

何も、東大の学生さん方や一握りの人たちだけではなく、

皆がそれぞれの置かれた場所で、

ほんの一筋の光を掲げる、一隅を照らす・・・、言い方もやり方も何でも良いのです、

「私に何かお手伝いできますか?」「何かお困りですか?」と。

私もいつも何処ででもそのように言える、心のゆとりを、

忘れないで過ごしていきたいものと存じます。

 

ピンクの八重桜が黄色のチューリップが美しい季節、

今日も生かされ、許され深い感謝!!

  

 《 自分の感受性くらい 》

 

ぱさぱさに乾いてゆく心を

ひとのせいにはするな

みずから水やりを怠っておいて

 

気難しくなってきたのを

友人のせいにはするな

しなやかさを失ったのはどちらなのか

 

苛立つのを

近親のせいにはするな

なにもかも下手だったのはわたくし

 

初心きえかかるのを

暮らしのせいにはするな

そもそもが ひよわな志しにすぎなかった

 

駄目なことの一切を

時代のせいにはするな

わずかに光る尊厳の放棄

 

自分の感受性くらい

自分で守れ

ばかものよ

      〈 女流詩人 茨木のりこ 〉

 

4月に入り、三女の札幌当時のご友人が、

内閣官房拉致問題対策本部に出向されたと、

そのお知らせメールに、茨木のりこさんの詩に、

パシッと心を叩かれたと・・・あったそうだ。

私も先日、被害者家族の方の、何十年もの葛藤、戦いの、

テレビをタイムリーに見ることが出来、久しぶりに見ながら1人大声で泣いてしまいました。

昔まだまだ若い頃、海辺でカップルが、

神隠しにあったように、居なくなると、聞いた。

そしてそれが、北朝鮮による拉致だと、

また長い月日が経った後に、知らされ、

まさか、こんな不条理な事があって良いのだろうか、

居るところは分っているのに、会えない、手出しできない歯がゆさ、

家族にとっても、近くて一番遠い国になってしまった、北朝鮮。

今の時代に、よその国の子や人を、いとも簡単に盗む行為があって良いのか。

生きて帰ってくるそれだけを待ち続ける家族が居る事を、

平成から令和に、時代は変わろうと、

日本国民はみな、絶対忘れてはいけないし、

風化させてはいけない事柄だと、私もいつも心に強く願っておりました。

拉致被害者の事を、ブログに取り上げて宜しいでしょうか?と、

娘を通してお聞きしたところ、

「私は今、拉致問題を風化させない、国民世論を盛り上げるのが仕事なので、

是非書いてください、家族への批判でなくてエールであればドシドシ、

北朝鮮は、日本のメディアとか世論を気にしているし、拉致が

日本人の関心が高い政治問題だと伝える事はとても大事!!」と、

直ぐに娘に返信下さいました。

 

横田めぐみさんのお母さまは、

『めぐみはきっと北朝鮮で不自由な暮らしをしているだろうから、

帰国したら、北海道の牧場に連れて行って、

自由だよ、って言ってあげたい』と、いう旨の発言をなさっていて、

彼女も、めぐみさんが帰ってきたら、私が北海道の牧場を紹介したい!

(なんならアテンドしたい!)というのが、新たな野望!と言われています。

今日からまた、心にちゃんと水やりをして、拉致被害者支援に向き合っていきたい!と、

娘と同級の彼女の強い思いと、めぐみさんや被害者家族の皆様のご存命中に、

不当に拉致された皆さんが揃って、

北朝鮮から日本の空港のタラップを降りられるのをこの目で見届けるまで、

私達国民皆が、絶対にこの問題を忘れてはならないと思い、祈る者です。

弥生月によせて・・・。

2019年03月28日
posted by 吉夢 女将

一雨ごとに暖かくなり、

桜の花も、こちらでは七分咲きといったところとなりました。

3月は別れと、新たな出発の季節。

 

きっと桜の花を悲喜こもごも、胸いっぱいの心持ちで見上げた事を、

思い出される方も、沢山おいでになる時期ではないでしょうか。

私共でも、求人難と叫ばれる旅館業へ、

今年調理師学校を卒業され、調理部に入られた男の子、

数日前より無事高校を卒業された、可愛いお嬢さんを、

どちらも、4月の入社式を待たずに入寮し、

早速、戦力となって働いて下さっています。

 

これからの日本を支えるのは、農業と観光業だと、

社長がある講演会で聞いて来たと、話して下さいました。

旅館業も、団体のバスでのお客さまから、

ファミリー、個人を中心とした形態へ、

数年前より大きく、シフトチェンジしてきていると感じております。

何かの記念日に、ご家族で、ご友人でと、

最近は、〇〇記念日でと、お越し下さるお客さまを、

毎日と申して良い程、お迎えさせて頂いております。

そして、お客さまがご満足でお帰り下さいましたら、

それに勝る私共の喜び、達成感、甲斐はございません。

 

人の心の奥底にきらりと光る宝石があるとしたら、

それは、お宿業で言えば、きっと見返りを求めない無償の行為や心遣い、

お客さまに向ける笑顔であると。

それはそれで、宿泊料を払っているのだから当たり前だと、

言われてしまえば、みもふたも無い事と申せますが、

人生は笑顔でのキャッチボールを、

身をもって、いつも心がけ示したいと、願っているものでございます。

教育がたりていないと、お叱りを受けることも、多々ございますが、

宿業としての、ノウハウは別といたしまして、

今の方々はもう充分に、教育を受けてこられておりますので、

自ら選択してサービス業に、入って来て、

人に言われてやるようでは、心は納得しておりませんので、

決して身につくものでは無く、

自分が心底変わりたいという思い、その気づきを、行動に移すことこそ、

大切なのではと、いつも見守り、

求めて来た折に、私なりの考えを伝え、

その後に本人が取捨選択して、決めていくものと、捉えております。

 

春の海はキラキラと、

そして夕陽は静かに今日の仕事を終え、山へと沈んでまいります。

平成の御代もあとわずか・・・。

今日も生かされ、許され大きな感謝!!

 

先日、奄美の小学校の卒業式の、合唱の歌が目に留まりました。

大好きな竹内まりやさんの作詞というので、

尚一層心に響き、つい口ずさみました。

  

生きてゆくことの意味 問いかけるそのたびに

胸をよぎる 愛しい人々のあたたかさ

この星の片隅で めぐり会えた奇跡は

どんな宝石よりも たいせつな宝物

泣きたい日もある 絶望に嘆く日も

そんな時そばにいて 寄り添うあなたの影

二人で歌えば 懐かしくよみがえる

ふるさとの夕焼けの 優しいあのぬくもり

 

本当にだいじなものは 隠れて見えない

ささやかすぎる日々の中に かけがえない喜びがある

 

いつかは誰でも この星にさよならを

する時が来るけれど 命は綱がれてゆく

生まれてきたこと 育ててもらえたこと

出会ったこと 笑ったこと

そのすべてにありがとう

この命にありがとう

                                    ≪ 竹内まりや いのちの歌より ≫