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吉夢通信

吉夢通信一覧 女将

梅見月によせて・・・。

2021年02月26日
posted by 吉夢 女将

今年もまた、沈丁花の花香る季節がやってまいりました。

コロナワクチンの接種も、医療関係者から始まり、

世間では、賛否両論ございますが、私は、その時期がまいりましたら、

いの一番に、打って頂こうと思っております。

  

2月に入りまして、吉夢通信でも、何度か取り上げさせて頂いた、

日蓮大聖人御降誕800年慶讃大法要に関する、

一連の行事も、滞りなくあい済み、

何事においてもいえますが、物事はその前までが大変重要でして、

800年慶讃となりましたら、何年も前より準備と日本各地に赴き、

話し合いを重ねておられていたのを、存じ上げておりましたので、

高齢の上、御身体を心配されておりましたお貫主様が、

二日間の行事に、車椅子で座られております様子を、遠くから見させて頂き、

私のような者が、大変僭越でございますが、

今日までの様々なご苦労を思い、

無事ここまで、強いご信心と共に、辿り着かれたものと・・・、

ご本堂の隅で、御尊容を拝し、感無量の思いでございました。

 

2月は毎年の事ながら、超にもう一つ付けて超々スピードで、

1か月が過ぎて行きました。

今月から、日本の大学を出られた、中国人の女性スタッフ1名を迎え、只今研修真っ最中。

頑張り屋の、着物も似合いそうな美しい方なので、

6月の衣替えには初着物デビューなるかと・・・、

しかし基本は大切ですので、しっかり学んで頂き、暫らく様子を見たいと存じます。

    

長らく工事中の為、通行禁止となっておりました、

風光明媚で、私の大好きイチオシ散歩コースの、

鯛の浦遊歩道の工事も終わりまして、

海を眺めながら大弁天、小弁天へ向かい、

昭和天皇・皇后両陛下が行幸啓された際の、記念碑がございます休憩所まで、

ゆっくりと潮風と、春の息吹を感じながら散策頂けましたら、

エネルギーチャージ、良きマイナスイオン効果に、繋がるのでは無いでしょうか。

春が近づき、夕陽も大きな日輪を見せながら、ゆっくりと落ちてまいります。

日々自然と共に年月を重ね、今日も生かされ、許され大きな感謝!!

 

年を重ねると、あちらこちらに不具合が出てまいります。

会社の健康診断結果が返って来て、ここ数年出るのは、お腹と溜息ばかりで、

私にもウエストがあったと自覚出来たのは、

何年前までだったでしょうか・・。

明日の命の保障は、誰にもございませんので、

今日が、今がやはり大切となり、『一日一生』。

生きているのでは無く、大いなるものに許されて生かされている身、

いつも心で言い聞かせる言葉です。

・・・こんな括弧の良いこと言っていても、

夜のご褒美、焼酎のお湯割りが手離せない私。

あ~無情!!

睦月によせて・・・。

2021年01月24日
posted by 吉夢 女将

大寒を過ぎ、寒さひとしお身にしみる今日この頃、

皆さまお変わりなく、お過ごしでいらっしゃいますでしょうか。

 

コロナは世界中の、今まで極々普通に営まれていた日常の生活を一変させてしまい、

当たり前に行っていた、通勤、通学、外食、国内・海外旅行エトセトラ・・・に、

行動の制約や縛りをうみました。

当たり前なんて、実は無いんだよ、

日常は、すべて奇跡の連続なんだと、耳にしたことがございます。

何か事が起きた時、人は当たり前と錯覚して送っていた日々が、

なんと有り難く、かけがえのない物だったかと、気が付くのですが、

私自身も、常にその思いを忘れずにいなくてはと、今回も強く肝に銘ずる思いでございます。

 

先月のブログでも触れましたが、

フロントの女性、元気に家族の待つ中国へ旅立って行きましたが、

まだまだ、中国に入りましても、2週間のホテルでの隔離、

故郷に帰りましても、1週間の留め置きを過ぎまして、

ようやく、ご家族水入らずの生活に戻れるそうで、

この様な所にも、コロナの影響は大きく響いているわけです。

また今月はもう一人、高校を卒業して11年と数ヶ月、

客室係で吉夢を支えて下さった瞳の綺麗なYさんが、

ご友人の紹介で知り合った方と、ご縁が有り、晴れて寿退社となりました。

若い子を抱えているので、この様な事も当たり前なのですが、

やはり入社から、知っておりますので寂しいですね。

客室係さんから廻って来た一言カードに、月並みですが、祈りを込めて、

「・・・幸せになってください・・・。」と、記しました。

この旅館業、就業者の年齢層に大きな幅がございます。

元気で働いて下されば、何歳でなければならないの縛りも、全くございませんので、

お幾つでも、健康でやる気さえあれば、もうもう歓んでウエルカム!なのです。

年を取っても、筋肉鍛えられてお給料貰えて、こんな良い仕事は無い!なんて、

有り難い事言って下さる方も、おいでです。

今までの人生で、思い方受け取り方で、雲泥の差が出ると、私も沢山学び、

そして捨てて行きたいのは、こだわりや頑なな心、

自分の活動の範囲をせばめ、視野を狭くいたします。

それを長い間経験し学び、反省してまいりました。

今年も常に、温かな心、明るく元気になるような言葉かけが出来る様、

更に努めてまいりたいと、年の初めに書き記して置きたいと存じます。

   

ここ数日、夕陽は溜め息が出る程の澄んだ輝きを放って、山へと帰って行きます。

自然は全ての思いを受け入れ、今日も生かされそして許され、大きな感謝!!

 

息子が大学を出まして就職し、赴任先の兵庫で暮らしておりましたが、

退社し、吉夢へ本格的に入る前にと、

昨年7月より、北海道で修業させて頂いておりましたが、

その研修を終え、3月には以前の職場で知り合った、

可愛いお嫁さんを連れて、帰って来る運びとなりました。

 

若い2人が吉夢で、あらたな息吹をもたらしてくれる事を願いつつ、

春の訪れを、待ちたいと存じます。

 

もうすぐ始まりますが・・・

2021年01月08日
posted by 吉夢

1/12からスタートの菜な畑ロード。

本当だったら明日オープニングセレモニーが解さされる予定でした。

緊急事態宣言も出て中止になりましたが、12日のオープンの準備のため菜な畑ロードへ。

今日はチラチラ雪が降る中での作業。

菜の花さん達は皆さんに見てもらいたくて、元気に咲いてくれています。

春待月に寄せて・・・。

2020年12月23日
posted by 吉夢 女将

イルミネーションが、一層美しい季節となりました。

お寒くなりましたが、皆さまお元気でお過ごしでいらっしゃいますか。

 

2020年のお正月には、今年開かれるオリンピック・パラリンピックの話題や、

皆さまもそれぞれ、沢山のご予定がお有りだったのでは無いでしょうか。

私共も、昨年の台風被害等で大変だった思いから、

心機一転「今年は頑張るぞ!!」との強い意気込みで、

臨み迎えた新年でしたが、お隣中国の武漢からのニュースに、

当初は、対岸の火事程度に捉えておりましたが、

あれよあれよという間に、火の粉は飛び火して、

それはあっという間に、全世界に拡大し、

数か月の開店休業状態から、GOTOが始まり、

今度は、バタバタ繁忙状態となり、猫の手も借りたい!となりまして、

何とかして社員さん、特に客室係さん・調理さんにお休みを取って頂かなくてはと、

全館休業日を設けたりと、動きを休める事無く決断し、

何にしましても、コロナに始まり、コロナに振り回された一年でございました。

世界では賛否はございますが、ワクチンの接種も始まっていますので、

来年は、もう少し明るいニュースも聞けるようになるのではと、

同じ状態は長くは続かないと、期待に胸膨らませて迎えたいと存じます。

 

JAXAの希望の星「はやぶさ2号」が、6年の宇宙の旅から帰り、

また次の惑星へと、旅路は続き、

採取したカプセルの中身の砂や試料から、

宇宙の謎が少しづつ、解明されていく事になると思うとワクワクし、

手の届かない遥か遠い星が、少し近くなったと思えるのは、私だけでしょうか。

 

今年一年皆さまから頂戴いたしました沢山のお陰様に、

深くこうべをたれ、来たる年も倍旧のご贔屓賜りますよう、

ひとえにお願い申し上げるものです。

今日も夕陽は辺りをオレンジ色に染め、

透明度の増した水面を輝かせて、山へと帰ってまいります。

起こるすべての事柄を、認め、受けとめ、

今日も生かされ、許され大きな感謝!!

 

3年間フロントで、頑張って働いてくれました女性が、

1月4日をもって、ご両親の待つ中国へ帰られます。

当初は、日本人でも大変な司令塔のフロント業務にきっと驚き、

面食らった事でしょうが、一言の愚痴や泣き言も言わず、

黙々と立派に勤めあげられました。

逢えば別れの時は来ますが、「良く一人で頑張って下さいました!」と、

淋しいですが感謝で労い、送り出したいと思います。

 

先日、たまたま大峰千日回峰行を成し遂げられた塩沼亮潤師を、

テレビで知りまして、20歳のとき、師匠からおくられた、

「おくらず迎えず応じて蔵ぜず」

おくらずとは、過ぎ去ったことをくよくよしてはいけないこと。

迎えずとは、これから来る未来をいろいろ思い悩まないこと。

応じてとは、その時その時に応じること。

蔵ぜずとは、心にしまい置かない、心にとどめ置かないこと。

「どうしてこうなったのか」を追求しても仕方がない、

過ぎ去ったことに対してくよくよしてはいけない。

むしろ、こうなってしまった以上、もう、前を向いて最善をつくしていかなければいけないと。

師走のなにか気ぜわしく、忙殺されるばかりの身に、

闇夜に一点の灯りを見た思いとなりました。

 

恒例の初釜は、お茶室は拝見のみに、

お接待は、椅子をご用意して、ご一服頂けるよう致しますので、

元旦の午後3階夢庵前で、皆さまのお越しを、お待ち申し上げております。

 

皆さまも良いお年をお迎えくださいますよう、

はるか小湊よりお祈り申し上げます。

霜月によせて・・・。

2020年11月27日
posted by 吉夢 女将

朝夕は寒気がひとしお、身にしみる季節となりました。

小湊へ嫁いで、誕生寺のお山での、

万灯行進やお稚児行列がなかったのは、初めてでは無いかと。

勿論お寺では、今年も法要が営まれましたが、

勇壮な纏や豪華な万灯、笛、鐘、太鼓のお囃子も聞こえず、

可愛い稚児さんの姿も見られず、本当に、寂しいお会式となりました。

 

7月の末から、吉夢の館内は、連日お越しくださるお客様で、

大変賑わっており、「お世話になります!」と、入っていらっしゃるお客様を迎えられる幸せ、

笑顔でお帰りいただく様子を見て、こちらも日々、喜びを感じております。

コロナ感染拡大で、ご要望の更に多くなりましたお部屋食、

これも吉夢の強みの一つと、私は捉えておりまして、

100室をかかえる旅館で、3フロアをお部屋食に出来る宿は、

現在、早々無いと存じます。

  

それを可能にしておりますのが、客室係の頑張りの賜物、

重いものを連日、腰と足を使い、中腰でのお接客、

膝や腕、膝に、ダメージが来ない訳がありません。

皆、湿布を貼ったり、テープを巻いたり、それぞれが工夫して、

急場を凌いでおります。

 

フロント・事務所等の、他部所の社員さんも、

お食事前の夕方5時45分を過ぎますと、

それぞれご案内に、ヘルプにと皆てんでんに散らばってまいります。

調理場も、いわずもがな・・・、朝早くから、夜も遅くまで、

お客様にお出しするお料理つくりに、朝の仕込みにと、

皆黙々と働いて下さっており、その社員さんの頑張りの中で、

日々、私も身を置かせて頂いております。

 

吉夢の宝は?と聞かれましたら、『社員さん』と、私は即答いたします。

今年出来なかった慰労会、来年は是非ともやりたいものです。

人は石垣、人は城・・・いつの間にか、社長との合言葉のようになりました。

4時半を廻りますと、辺りはもうすっかり暗くなります。

日没が短いこの季節、お寒くなる前にどうぞ、お越しくださいますよう、

スタッフ一同心よりお待ちしております。

人は頑張った分、いやいやそれ以上に、笑顔になれるもの。

今日もたゆまぬ命に、生かされ、許され大きな感謝!!

 

カレンダーをめくりますと、後り1枚となりました。

今年は、2月よりコロナに始まり、

コロナに終わる、忘れられない1年となりました。

マスク警察、自粛警察等、沢山の言葉も生まれ、

私共も、気を緩める事無く、これからも、

社員の体調管理、館内の消毒、衛生管理を徹底してまいります。

1日も早いコロナ禍の収束を願うとともに、

常にお客様に耳を傾け、元気と癒しをご提供できますよう、

努めてまいりますので、今後も変わらぬご愛顧賜りたく、

伏してお願い申し上げる次第でございます。